どうすればベースメイクのノリがよく、崩れにくく、長持ちさせるには? これは、9割の女子が悩んでいるようです。ベースメイクが完璧でないのは、ファンデーションのせいだという考え方になりがちですよね。実は一概にそうとは言えず、肌の状態、仕上がり方、使用量やメイク手順などが、ファンデーションのよれやムラ、密着不足の原因につながっています。初心者必見!
ベースメイクの持ちを高め、肌のうるおいを保つのは一番重要、メイク前のスキンケアとメイク道具も大切です。そこで、メイクアップアーティストとしての20年以上の経験を持つ私、キャットドクターがファンデーションを完璧に仕上げるコツをご紹介します。
常によい肌状態を保つことがポイント
乾燥、吹き出物、ひどい黒ずみ、眼窩周囲角化症 ......。 こうした肌トラブルが起こると、顔のメイクがしにくくなります。健康的でなめらかな肌を保ちたいなら、メイク前にきちんと保湿し肌の角質層まで浸透させることが重要です。古い角質が剥がれると、ベースメイクの仕上がりは格段に良くなります。
そして、朝晩のクレンジングとスキンケア、定期的なフェイスマスク、または角質ケアをしっかり行い、しばらくすると、どんなファンデーションを使ってもノリがよくするという快適さを味わうことができますよ。
肌の状態が良ければ、どんなファンデーションを使っても素肌になる!
メイク前のスキンケアを重ね塗りすぎない
私たちの肌の余分な皮脂が分泌過ぎると、メイク直しが必要になり、つければつけるほど厚塗り感が出てしまいます。 特に油分の多いスキンケア製品は、メイクアップ前にあまり重ね塗りしないようにしましょう。
ほとんどのモデルさんやアーティストは、化粧をする前に必ずコットンと化粧液またはエッセンスで肌を拭き取るステップを行います。 これは、肌の余分な油分を拭き取り、その後の化粧崩れを軽減するためでもあります。もし、ご自身が脂性肌で化粧崩れしやすい方は、ファンデーションをつける際に、まず日焼け止めやオイルコントロールの化粧下地を塗て、5分待ったらティッシュで顔を押さえ、そして爽やか型のオイルコントロールのファンデーションを選んで塗り付け、3分待ったら再びティッシュで押さえるという原則を守ってください。
こうすると各手順の余分な油分を吸収し、ベースメイクをより長持ちに、より崩れにくくすることができます。
肌悩みをカバーするにはコンシーラーにお任せ
多く顔にシミのある方はベースメイクをするとき、ファンデーションのカバー効果を最大限に発揮させるために、何度もファンデーションを重ね、余計に多くの量を使い、ノリが悪く、厚塗りになってしまいます。
シミをカバーしたいのは、常に専用のコンシーラーアイテムに任せるべきです。 あなたのシミはパッチ状ではなく、点状の形になっているので(例えばニキビ跡、シミなど)、ですから顏に広くカバーする必要ありません。必要なのは、ファンデーションを塗る前にコンシーラーでシミをカバーし、肌色を均一に整えてから、もう一回ファンデーションを薄く重ねてたとえカバー力の弱いファンデーでも、きれいな透明感のあるベースメイクを手に入れます。
化粧下地の役割に注目する
化粧下地をあまり気にしない方が多いのですが、本当に大切なんですよ。毛穴が目立つ方は、毛穴を埋める化粧下地を使うと、きめの細かいなめらかなベースメイクに。
乾燥肌やオイリー肌の方は、その後のベースメイクをより快適で長持ちさせ、落ちにくくする保湿・オイルコントロール効果のある化粧下地を使用すると良いでしょう。
肌質に合わせて化粧下地を選ぶことで、どんなノリが悪いファンデーションでも生き返らせることができます。
ファンデーションは少量ずつのせる
みなさん!ファンデーションはできるだけたくさんのせる必要はなく、豆1~2個分の量を顔全体に塗ればOKです。少量ずつ顔にのせると、量が節約できるだけでなく、ベースメイクがとてもナチュラルできれいに仕上がるのです。肌のシミが気になる方は、あまり厚くファンデーションを塗らないようにしましょう。 上記の3番を参考に、要所を上手に隠せばいいのです。 これなら、顔全体がフェイクになりすぎることもないでしょう。
自分に似合うメイク道具を選ぶ
女子は何より超便利なスポンジエッグを使う人が多いですね。しかし、スポンジエッグは必ずしもすべてのメイクアップやファンデーションに最適な化粧道具というわけではありません。
また、スポンジエッグを膨らんだ水分量によって、化粧ののりが悪くなることもあります。
では、一番自分に似合うメイク道具の選び方とは? まずは自分がよく使うファンデーションを選び、いろいろなメイク道具で試してみると、意外な発見があるかもしれませんよ。例えば、手+キノコ型スポンジパフ、ブラシ+キノコ型スポンジパフなどのコンビを試してみてください。また、パーツによってメイク道具を使い分けることも良いでしょう。もし、ファンデーションに含まれる水分を最大限に保ちたいなら、吸水性のない繊維毛を使った舌状ファンデーションブラシを使用すると、よりツヤのある若々しい肌に。
そこで、おすすめしたいのは、CatMozのファンデーションブラシと3Dスポンジパフです。
ブラシの持ち毛は柔らかい肌触りで心地よく、チクチクしない、敏感肌でも安心。 使うことで、小じわや毛穴を埋めて、まるで磨き上げたようなきめが細かく、自然で透き通った肌に! しかも、ファンデーションをあんまり吸いすぎないので、節約にもなりそうです。
乾燥肌、脂性肌でも使える3Dスポンジパフは、水に触れると大きく柔らかくなり、肌になでるような塗り心地にたまらなく、自然で軽いつけ心地でフィット感が増すと同時に、一層ナチュラルな印象に。
最後、メイクアップの仕上げは、とても重要なステップであることです。特に、肌質に合わせて仕上げをすることがもっとものポイントです。脂性肌の方であれば、パウダーやルースパウダーなどをつけ、顔に均一に優しく払いのけることで、よりメイク崩れにくく、高級感のある上質なマット肌に仕上げてくれます。そして乾燥肌の方は、アイテム選びを間違えて乾燥しやすくて粉っぽく見えるのが気になるなら、直接メイクスプレーを使ってもよいので、効果も悪くないです。
というわけで、今日のベースメイクテクはここまで。 メイクに関して他に知りたいことがあれば、コメントやお問い合わせからどうぞ~